サブロウの、FXトレードと自己省察の日記

FXに取り組み始めて3年ほど、 いまだに稼げるようになっていない自分 がいます。本当に稼げるようになるためにも、自分のありようを根本から見つめなおす必要を感じ始めたためています。

トレンドホローができていない私

今回貼り付けたチャート2つによく表れているのだけど、
トレンドの出ている相場でも、
例えばこの2つのチャートの典型的なように、
上昇中の戻り、調整局面の下降に持ちこたえられず、
小さな当面の利益を取りに行ったりして、
そのまま耐えていればのちの大きく上昇して、
大きな利益が取れるのに、
それを逃してしまう私がいる。
スキャルピングや、デイトレの感覚がまだ残っているというか、
あるいは損失になるのをなかなか耐えられない、
人としての当然の感覚をコントロールできない、
そういう私がいるのだ。
誰かが言っていたけど、
FXで稼ぐにはそうした人間の、
ごく自然といえば自然の欲求、感覚に反したことをする必要があるんだ。


鹿子木さんがいつか、どこかで書いていたけど、
勝率をもっと下げればもっと稼げるかもしtれない、
事実そういう風にして、利益が3倍4倍とか増えている人もいる。
そんなことを書いておられた。
そういうことを改めて思う。
私が今まで稼げないできていることの一つの理由は、
そういうところにあるのかもしれない。
関野さんに学び始めて、
4時間足や、日足でのトレンドホローということを追及することで、
やっとそのことを強く自覚し始めた。
1歩前進である。


下の1番目のチャートの説明。
左下のほうに2本グレーの水平線が引いてあるが、
これはレンジの上のレジスタンスラインのようなもの。
そのレンジブレイクを取りに行って1でエントリーして、
少し上昇したところで小さなレンジになり、下降し始めて、
利益が減りマイナスになりかけたこと、
このトレンドの継続に不安を抱き、
ともかくわずかな利益でも取っておこうと2のところで決済してしまった。
その直後の赤い陽線の急上昇に、
またレンジブレイクだということで3のところで飛び乗ったら、
急下降となり、耐えきれなくなって、4のところで、決済。
283円の損失となる。
典型的な高値つかみの損失だ。
しかしこのチャートのその後の展開でもわかるように、
その損失にも辛抱していれば上昇してそこそこの利益を取れる状態になっている。


それを見て、これはトレンドが継続しているのだと判断して、
押し目買いの判断をして下降から上昇し始めたところでエントリーした。
しかし日足などの上位足をよく見ていなかったため左の天井の上の、
レジスタンスラインにあたって下降してきているという判断をしなかった。
仮に少しは上昇するとしても、上のレジスタンスラインをつきにけることは、
むつかしいと思える。
だからこのトレードは、とりあえずは、これからの上昇の、
小さな幅でもいいから取れればいいというもの。





この下のチャートも、基本的に上のチャートのトレードと同じようなもの。
下に引いたレンジのラインからのブレイクの見立てで、1でエントリーして
その後の下降に耐えられず31円の利益が残るところで決済した。
しかしその直後に相場は急上昇して、そこそこの利益が出ている。
その判断からこれもトレンドが出ていると判断して、
天井から下降してきて、上昇し始めた3のところでエントリー。
しかし、あとから日足や週足を見ると斜行するレジスタンスラインがあり、
それに当たっての下降とも思える下降。
しばらくはこのポジションも維持するが、多くは望めないものと判断する。


ともかくこの2つのトレードはしっかり振り返ったので、
いろいろ学ぶところが多かった。
特にトレンドホーローするということが、途中の戻しなどの反転場面での、
マイナスに辛抱するというか、耐える訓練も必要だということ、
とともに、自分の、ここでのエントリーは、トレンドが出ているという判断の、
強い根拠をもってしないと、
すぐに不安になり、決済してしまうことになる。
私の、まあ本能的なマイナスを避けたい欲求をコントロールする必要とともに、
改めてトレンドの判断自体の根拠を明確に持つことの大切さを感じた。